新型コロナの時代なので、密になる税務署には行きたくない方が多いでしょう。
e-Taxを使えば、自宅から楽に確定申告ができます。
書類を作る前に収支報告書を作り、収支内訳書に入力する手順をまとめました。
確定申告2023はいつから
2022年度分(2023年に提出するもの)は通常のパターンなら2023年2月16日(木)~2023年3月15日(水)です。
e-Taxの場合は2月16日以前でも可能です。
2023年2月においても、新型コロナの影響は残っているので密集はさせたいですね。
そうなるとe-Taxの利用がおすすめです。
e-Taxのやり方は?
税務署に行かずにe-Taxで確定申告をおすすめします。
詳細は、e-Taxで確定申告2021いつから?スマホやマイナンバーカードの注意点
この記事では、
・白色申告、
・初めて確定申告
・収支内訳書の入力について、丁寧に解説します。
収支内訳書の書き方
転売を始めて、最初の確定申告のとき、めちゃくちゃ悩みました。
用語の意味がわからないのです。
売上原価の項目の期首商品棚卸高、期末商品棚卸高にどういう数字を入れるのか?
令和2年度の売上に関するものを考えている場合
期首商品棚卸高は令和2年1月1日の在庫金額
期末商品棚卸高は令和2年12月31日の在庫金額
⑤と⑧は前の年とリンクしているのですが、
ご理解していただけるでしょうか?
具体的な数字を入れて説明しますね。
仕入れ金額500万円。
売上金額700万円
令和2年12月31日の在庫金額100万円とします。
経費が100万円とします。
収支内訳書には次のようになります。
収入金額 | ➀+②+③ | ④ | 700 |
売上原価 | 期首商品棚卸高 | ⑤ | 0 |
仕入金額 | ⑥ | 500 | |
小計⑤+⑥ | ⑦ | 500 | |
期末商品棚卸高 | ⑧ | 100 | |
差引原価⑦-⑧ | ⑨ | 400 | |
差引金額④-⑨ | ⑩ | 300 | |
諸経費 | ⑱ | 100 | |
専従者控除前の所得金額⑩-⑱ | ⑲ | 200 |
収支内訳書の経費は事前に収支管理表で計算
特に、経費については初めての方はとても迷うと思います。
私も転売の仲間で、もともと自営業をしている方に聞いて勉強しました。
これらの内容をまとめるエクセルシートを用意します。
収支管理表を作ってあらかじめ計算しておきます。
この作業を1か月単位でしておくとラクです。
自作のエクセルシートですが、必要な方はこちらからダウンロードしてください。
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家事按分で経費に
個人事業主でも、経費で結構、落とせます。
ただ、計算が面倒と思い、家事按分をうまく使えていない人が多いようです。
是非、導入しましょう。
家事按分の対象になるものは、
・家賃、光熱費、通信費、車両費、
(持ち家なら)償却費、保険料、固定資産税、住宅ローンの利息など
家事按分の決め方ですが、明確に光熱費は何%というきまりはないです。
家賃なら、仕事のスペースと生活のスペースの面積で比べる。
車両費は、仕事で週に何回使うかで決めるなどあります。
月ごとに割合を変えてもいいです。
私は、月ごとに変えると面倒なので、
光熱費はだいたい3割。
車両費は5割など、項目ごとに使う頻度で決めて計算しています。
家事按分を月単位で正確にやりたい方、
この記事を読んだけど、もっとラクをしたい方は
やよいの白色申告がオススメです。
やよいの白色申告は無料で使える!
白色申告であれば、ソフトを使わなくても対応できます。
ただ、やよいの白色申告には、ずーと無料で使えるプランがあります。
やよいの青色申告は初年度無料だけ無料です。
「やよいの白色申告 オンライン」を使えば、
従来のe-Taxに比べて少ない手順で自宅から確定申告をすることができます。
将来、事業が拡大して、青色申告に移す場合も
白色申告から青色申告へスムーズに移行できます。
今年はまず、白色でと考えている方でも、
無料なので十分検討の余地があるのではないでしょうか?
2020年分の確定申告(2021年2月16日~3月15日に行う確定申告)から、
・青色申告
かつ
・e-Tax
をすると、青色申告特別控除額が10万円増額