

副業解禁と言われる時代になってきました。
終身雇用も危なくなり、自分で稼ぐ力をつけたいですね。
50代会社員の私が、今では在宅副業で最低でも月10万円は稼いでいます。
今回はお金を稼ぐ方法でバイナリーがあるのですが、そのバイナリーオプション詐欺が多発しているニュースをお伝えします。
そもそも、バイナリーとFXの違いは何かなどもしっかり学びましょう。

バイナリーってやらない方がいいの?

そんなことないですよ。怪しいものもあれば、ちゃんとやれば稼げるものもあります。

教えて!お金を稼ぐブログを書いているんでしょ!

まず、事件の記事を読んでくださいね。一番最後に、おすすめの情報をのせておきます。
バイナリーオプションとは
バイナリーオプションとは2者択一方式の取引です。
数時間後、為替レートが上がっているか、下がっているかを予測する取引です。
出典;FXCLUB
ある時間、1ドル100円とすると、2時間後に100円より高いか低いかを当てるだけです。
ものすごく、わかりやすく投資のなかでも急速に普及しました。
FXは安く買って高く売るという為替の値動きを読んで稼ぐ仕組み。
引用;ひまわり証券
ただ、それ以外にも違いがあります。
バイナリーオプションとFXがあるのですが、決定的な違いは
・バイナリーオプション・・・・自分の投資した金額だけの利益と損失
・FX・・・・・ 自分の投資した金額以上の利益と損失
バイナリーオプションは利益と損失の幅があるので、比較的安全と言われています。
ところが、FXは自分の持っている金額以上の金額を扱えるので、利益を大きく取れることもあれば
大きな損失もあり、ハイリスクでハイターンと言われています。
出典;FXCLUB
簡単に違いを表にまとめてみると
バイナリーオプション | FX | |
必要最低資金 | 約50円~1000円 | 約4000円(1ドル100円の時) |
1取引にかかる時間 | 2~3時間 | 数秒から数か月と自由 |
レバレッジ | なし | 最大25倍 |
利益 | 限定 | 無制限 |
リスク | 投資金額以上の損はない | 無制限 |
このようなバイナリーオプションの基礎を知ったうえで、実際の起きた詐欺事件をみてみましょう。
バイナリーオプション詐欺:マルチ商法の罠
バイナリーオプションで「1年間で投資額の200%の利益が出る」とし、
大学生に投資用のUSBメモリーを高額で購入させられるトラブルが首都圏で相次いでいます。
値段はなんと53万7千円。
では、その手口はどうなっているのでしょうか?
東京都内に住む私立大学生の証言からまとめてみました。
まず、同じ学部の友人から居酒屋で
「投資を始めたんだ。月20万くらい稼いでいる。」
と切り出され、
「先輩に教えられたんだけど、会わない?」
と誘われます。
1週間後、友人と一緒に、都内の会社員という「先輩」と喫茶店で待ち合わせた。
長時間待たされた後、「先輩」が現れ、
「勝率は8割」
「3~4年続ければ家賃30万円のタワーマンションに住める」
夢のような誘い文句に続き、USBの金額は53万7000円と伝えられる。
出典;毎日新聞
さらに別の「先輩」と会わされ、大学在学中に投資用USBに出合い、
「働かなくても稼げるため就職しなかった。」
と伝えられ、その気にさせていきます。
長時間(約12時間)付き合わされ、断りにくい状況にさせたうえ、お金の工面に困っていることを伝えると、
翌日、友人らに連れられて向かったのは学生ローンの事業所。
数件の事業所で少しずつお金を借り、計60万円を手にして投資用USBを購入した。
お金を借りる名目は「海外の大学に2週間留学に行く」と、うそをつくように指示された。
「少し話を聞くだけのつもりだったが、身近な友達が成功しているので自分もできるかなと感じた」
引用;毎日新聞
仲間とともに過ごしているうちに学校へ行かなくなり、ついにマルチ商法の誘いがかかります。
「ある方法で50万円ぐらい月に稼いで、それを投資の元手にしている」。
2週間が過ぎると「仲間」から新たな提案を受けた。
さらに1カ月後、仲間内で「ビジネス」と呼ばれる行動に誘われた。
知人・友人にUSB購入を持ちかけ、成功すると1人当たり紹介料6万円が支払われる。
マルチ商法の誘いだった。
出典;毎日新聞
勧誘に成功した翌月、紹介料として12万円が口座に振り込まれたようです。
勧誘活動で使う経費(飲食代や週1回のセミナーの参加費1000円など)がかさみ、
貯金が全く増えていないことにあるとき気付いたようです。
「興味があった投資がやりたかったのに、やっていることが勧誘にすり替わっていて嫌気がさした」
大学生は2018年11月ごろ、投資と勧誘をやめた。
引用;毎日新聞
この大学生と同様の被害にあった20代の大学生ら4人が
今年9月、USBを販売しているコンピューター周辺機器販売会社などを相手取り、
計約236万円の損害賠償を求める集団訴訟を起こしました。
安易な話にのった大学生の落ち度もあるが、弁護団の長田淳弁護団長は
「価値のないものをあるように見せかけ、お金を借りさせてまで購入させており悪質。将来への不安を抱く学生につけ込んでいる」と指摘する。
引用;毎日新聞
東京都消費生活総合センターによると、投資用USBを巡る都内の相談件数は
件数 | 大学生・
専門学生の割合 |
|
16年 | 6 | 16% |
17年 | 42 | 78% |
18年 | 126 | 88% |
19年 | 142 | 90% |
増加傾向にあり、学生の占める割合も高くなっています。
以上が2019年12月21日に毎日新聞のWebサイトに掲載された記事です。
お金を稼ぐ手段はたくさんありますが、簡単の稼げるものなどないはずですよね。
このUSB詐欺事件とは、別にバイナリーオプションのトラブルが発生しているようです。
私は、このバイナリーオプションを正しく挑戦することは否定していません。
ただ、注意点をみつけたので皆さんの紹介しておきますね。
バイナリーオプションでやってはいけないこと
絶対的な注意は次の2つです。
・誇大広告に注意
・出金がスムーズかを確認しましょう
何と言っても、根拠の乏しい誇大広告には注意が必要です。
「システム勝率100%」(黄色枠)など現実的でないですよね。
右側のエビデンスも赤枠の部分はロットが現実離れしたものです。
12ロット、16ロット、21ロット、27ロットなど
ハイレバレッジでエントリーしています。
実際、こんなことができる訳ないですよね。
このエビデンスを作るために意図的に大きな額をエントリーしたのです。
こういう広告は、初心者をその気にさせるものなので、手を出さないようにしましょう。
出金に対する情報はしっかり確認しましょう。
国内の証券会社と海外の証券会社がありますが、どちらにも長所と短所があります。
国内の方は安心なイメージがありますが、正しい業者を選べば、利用者にとって海外の方が有利なことなどがあります。
・ゼロカットシステム
・レバレッジが高い
これはFXの話になりますが、国内の証券会社はゼロカットシステムはありません。
ゼロカットシステムとは、資産が減ってもマイナスにならないこと。
レバレッジで100倍などしていると、負けた場合、口座残金より負の値が大きくなることがありますが、その場合、追加で資金がとられることはないのです。
まとめ
1年間で投資金額の200%稼げるとか
稼いだから働かなくてもいい
など、怪しすぎますね。
バイナリーをする場合、こちらの記事を参考にしてみてください。
上記の記事は、まじめにバイナリーオプションを取り組んだ結果の記事です。
先入観を持たずに読んでみると、新しい発見があるかもしれません。